AppleのiPhone/iPadを「USB=有線で」Windows10機でテザリング(インターネット共有)する人はMicrosoft StoreからiTunesを入手してはいけないらしい
要するに愚痴なんですが、貴重な時間を結構費やしたので他の人の助けになるかと共有します。
iPhone/iPad使っててテザリング(インターネット共有)しようとする人は多いと思うのですが、Wi-Fiでテザリングしてると色々と鬱陶しいことが多くないですか?
- そもそもiPhone/iPadは、「インターネット共有」をオンにしてからしばらくの間しかビーコンを出してくれないので、ESSID(アクセスポイント名)がすぐ見えなくなっちゃう。そうなると、一度「インターネット共有」をオフにして、再度オンにしないといけない。
- 機器の組合せにも依るのかもしれないが、接続に高確率で失敗する機器が多いように思う。少なくとも手元のiPad mini5を母艦にして、Windows機やChromebookをつなごうとすると失敗することの方が多々。Windows機に関しては、そうなったら一度Windows側で当該ESSIDを削除し、再度接続を試行してパスフレーズを入力するところからやり直すと上手くいく(ことが多い)。第2世代iPad miniからずっとiPad miniを母艦にしてテザリングしてきたけど、安定して繋がるのはiOS製品だけと感じる。
まぁ素直にmac使えよと言うことかもしれませんが、まぁ諸般の事情でそうも行かず。
で、昔はもうそういう時は諦めてUSBでつないできたのですが(これならトラブルはまずない)、しかし有線でつなごうとするとiTunesの中に入っているApple Mobile Device USB Driverが必要で、そのためだけにiTunes入れるのがまた億劫。最近はiCloudにバックアップするようにしてるので、iTunesバックアップのために有線でつなぐ必要がかなり減ってるんですよね。そこでこのところWindows10機にはiTunesは入れずに、極力Wi-Fiテザリングで済ませてたんですが…先日からまた、Wi-Fiテザリングがなかなか調子悪い。iOS側のバージョンアップの問題か、Windowsの更新の問題か全く分からず。仕方なく久しぶりにWindows10機に有線でつなごうとしたのです。そしたら、ハマったのです…
経過はすっ飛ばして結論から言いますよ。
Windows10でiPhone/iPadをUSBで有線テザリングしようとする人は、iTunesをMicrosoft Storeからインストールしてはいけません。AppleのWebページからダウンロードしましょう。iTunesのダウンロードページである、
からは
Microsoft Storeから入手するように誘導されてしまいますが、ここでMicrosoft Storeのアイコンをクリックせずに、下にある小さな記述「ほかのバージョンをお探しですか?」
を探し、Windowsをクリックしてください。そうすると、Appleのページからダウンロードできるようになります。既にMicrosoft StoreからiTunesをダウンロードし入手した人は、一度アンインストールした方が良さそうです。
Apple公式のこの↓記述が間違ってるっぽいのですよね。
あたかも、Microsoft Storeから入手した場合でも更新すれば正常なドライバが導入されるように読めますが、どうも2019年11月現在ではダウンロードされるパッケージにUSBドライバが入ってるように見えませんし、Windows Updateしても標準MTPドライバの代わりとしてAppleのドライバが入ったりはしません。なので、Microsoft StoreからiTunesを入手してる人は上記に従ってもドライバが更新されないようです。
AppleのWebページからiTunesを入手してインストールし、iPad/iPhoneをUSBでつないでデバイスマネージャーで見たときにこの状態になれば正解。
ということで、何かの助けになれば。