Tetsu=TaLowの雑記(はてブロ版)

しがない大学教員が琵琶湖のほとりから呟きます

税抜きでも税込みでも素数になる価格

これでちょっと気になったので逃避を兼ねた小ネタ。

消費税素数の検索

京大の素数ものさしが税込み売価が577円で、税抜きだと素数にならないことに端を発して、税抜きでも税込みでも素数になる価格を探すことにしました。またJavaScript書こうかと思ったらOrionがまた重くて役に立たないので、手元のPython3でざっと。素数判定はsympyパッケージに頼りました。

#!/usr/bin/env python3
# -*- coding: utf-8 -*-
import math
import sympy
for i in range(1,1000000):
    fi=math.floor(i*1.08)
    ci=math.ceil(i*1.08)
    if(sympy.isprime(i) and sympy.isprime(fi)):
        print(i,fi,end=" ")
        if(i*1.08-fi<0.5):
            print("切り捨て・四捨五入")
        else:
            print("切り捨て")
    if(sympy.isprime(i) and sympy.isprime(ci)):
        print(i,ci,end=" ")
        if(ci-i*1.08<=0.5):
            print("切り上げ・四捨五入")
        else:
            print("切り上げ")

税抜き価格100万円までの間には、税抜き税込みとも素数になる組合せは10901通りあるらしいです。